約10年に渡り法人ギフトが減少し続けているギフト業界。そんな中でも人気のチョイス式ギフトカタログや インターネットを使った流通など、確実に新しい動きが生まれつつあるようだ。 今回は京都三条にある(有)サンキョウさんを取材させて頂きました。 サンキョーの津田社長は元々椎茸の栽培しており、その後九州に種菌を売り込みにまわり。 現在は大分産の椎茸を中心として、食品をカタログ問屋に卸している。
「法人ギフトが激減し、ブライダルも昔に比べると質素になり、需要は減りましたね。 でも、ギフトは仏事が一番大事なんですよ。ブライダルは一度きりで、 後の記念日なんかは本人達だけで祝う。誰も他人の結婚記念日を祝わないですよね。 仏事は葬儀の後も様々な行事があるんですよ。四十九日や一周忌、三回忌、七回忌と延々と続くわけです。 あとはやはりお中元、お歳暮ですね。 今年のお中元ははおかげさまで好調でしたよ、 椎茸を中心に京都の産地直送ギフトなど良い感じでした。 ただ今年はそうめんを扱っておられる所は悲惨だった様ですね。」
── 今年は梅雨の時期が長く、梅雨が明けても雨が多くて、しかも冷夏、 そうめんを食べたくなる程暑くなかったんですかね。 しかも、うどんの方がブームでしたし。 サンキョウさんの椎茸はなぜ好調だったのでしょうか?
「ウチは全て大分産の椎茸なんですよ。カタログに載っている他の椎茸を見て頂けると、 分かると思いますが、国内産とか中国産、大分産の椎茸は扱えないんですよ。 その他、宇治茶や、お歳暮で人気だった京のおばんざいなど、京都のもの同士を、 セットにして産地詰め合わせとして販売できるのも強みですね。」
── 確かにギフト商品はプレゼントなので、産地ブランドやメーカーブランドは大きく影響しますよね。 無名のメーカーの何処で作られた分からないものならば、わざわざ送る必要もないし、もらう方もスーパーで買えば良い気がしますし・・・。
「仕入れ先は、ほとんどメーカーですね。スポットで入ってくるものもメーカーです。 スポットは過剰在庫のようなものが本当に安く入ってきます。品質も勿論良いものばかりで、通常のものとなんら変わりません。ついこの前まで何千円のものが数分の一で入ってきます。」
── 新たな仕入れ先を開拓する時は、どの様にして探されるのですか。
産地をあっちこっち巡るとか?
複数のギフトカタログに載せているのですが、各カタログに何百物メーカーが載っています。その 掲載業者同士で横の繋がりがかなりあって仕入れ先には困りませんね。 弊社の場合むしろ販売先の開拓が重要です。 これからは、直接小売店へ卸したり、また自社商品のカタログを制作を置かして頂くつもりです。 販売先を探しているので、御社のB-tasも使ってみて何件か良い返事を頂きましたよ。
── B-tasのご利用、誠にありがとうございます。 ギフトカタログと言うのは、たくさんの種類ありますし、それぞれたくさんの商品が載っていますが、カタログによって差はあるのですが。
各カタログ、だいたい同じ商品が載ってますよね。 カタログの掲載料は、5cm×5cmの範囲、1商品で1-3万円くらいです。 載せてもらうまでが、大変で苦労しますが載せてもらえればやはり反応はありますね。 では、カタログに載せるのが多ければ多いほど良いのかと言うと、 確かにその通りなのですが、各カタログ問屋はライバル関係な訳ですから、 色々と問題が出てきて、あそこには出すなとか言われるんですよ。でもメーカーは出したい。では、どうするのか? 間に挟んで出すんですよ。別の業者を挟んで掲載するわけです。 小売店はカタログの乱数を見て卸値を知ります。同じ商品が載っていても 乱数表とカタログを見て価格を知るわけです。それを見比べて安いところに注文したり、 するわけです。 これはAのカタログ、これはBのカタログと注文していても経由が違っても同じ所に、注文が入ることも良くあることですね。
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